平成25年度(下期)の計算問題の解き方と解答(第二種電気工事士筆記試験の過去問題)

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8.平成25年度(下期)の筆記試験問題の解答

平成25年の下期に実施された第二種電気工事士の筆記試験問題の解答を載せています。

また、電気理論の計算問題の答えを導き出す途中式の解説をしていますので計算問題の対策時に活用してみてください。

平成25年度の問題は、一般財団法人電気技術者試験センターのホームページからダウンロードすることができます。

このページの目次

平成25年度(下期)の筆記試験の解答

平成25年度(下期)の第二種電気工事士の筆記試験の全問題の解答です。

筆記試験日:平成25年10月5日(土)

平成25年度(下期)の筆記試験の解答
問1問2問3問4問5問6問7問8問9問10
問11問12問13問14問15問16問17問18問19問20
問21問22問23問24問25問26問27問28問29問30
問31問32問33問34問35問36問37問38問39問40
問41問42問43問44問45問46問47問48問49問50
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計算問題の解き方と解答

平成25年度(下期)の第二種電気工事士の筆記試験に出題された計算問題の計算方法と解答を載せておきますので、試験勉強の際に活用してみてください。

問1

8Ωにかかる電圧は次の式で計算します。

(問1途中式)8Ωにかかる電圧の求め方

それぞれに流れる電流を求めます。

(問1途中式)I1の流れる電流の求め方
(問1途中式)I2に流れる電流の求め方

回路全体に流れる電流を求めます。

(問1途中式)回路全体に流れる電流の求め方

よって、求める電圧は、

(問1答え)電圧の求め方

問2

50Hzを加えたときのリアクタンスを計算します。

(問2途中式)50Hzを加えたときのリアクタンスの求め方

自己インダクタンスは次の式で求めます。

(問2途中式)自己インダクタンスの求め方

60Hzを加えたときのリアクタンスを計算します。

(問2途中式)60Hzを加えたときのリアクタンスの求め方

よって、求める電流は、

(問2答え)60Hzを加えたときの電流の求め方

問3

それぞれの電線の抵抗値を求めると、ロが一番近いことがわかります。

(問3答え)電線の抵抗値の求め方

問4

電力を求めます。

(問4途中式)電力の求め方

よって、熱量は次の式で求めます。

(問4答え)熱量の求め方

問5

1相のインピーダンスを求めます。

(問5途中式)1相のインピーダンスの求め方

相電流を求めます。

(問5途中式)相電流の求め方

よって、全消費電力は次の式で求めます。

(問5答え)全消費電力の求め方

問6

電源からa-b間までの電圧降下は次の式で求めます。

(問6途中式)電源からa-b間までの電圧降下の求め方

よって、a-b間の電圧は次の式で求めます。

(問6答え)a-b間の電圧の求め方

問8

2.0mmの絶縁電線の許容電流は35Aです。

管内には3本納めるので電流減少係数0.7をかけます。

よって、一本あたりの許容電流は次の式で求められます。

(問8答え)一本あたりの許容電流の求め方

問9

電動機の定格電流の合計は、次の式で計算します。

(問9途中式)電動機のの定格電流の求め方

電熱器の定格電流の合計は、次の式で計算します。

(問9途中式)電熱器の定格電流の求め方

幹線の許容電流は、次の式で求めます。

(問9答え)幹線の許容電流の求め方

過電流遮断器の定格電流は、次の式で計算します。

(問9途中式)過電流遮断器の定格電流の求め方

よって、定格電流を決める電流は65A以下になります。

問11

ゴムコード(天然ゴムの混合物)の場合の許容電流は、

  • 0.75mm2=7A
  • 1.25mm2=12A
  • 2.0mm2=17A

ということが決まっています。

ですので、0.75mm2のゴムコードの許容電流は7Aなので、100×7=700Wが接続できる最大の消費電力になります。

よって、600Wの電気がまが当てはまります。

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