第二種電気工事士の筆記試験対策「金属線ぴ工事の接地工事や施工場所」などの説明

第二種電気工事士
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6.金属線ぴ工事の概要と接地工事・施工場所

♦金属線ぴ工事について♦

一般的な電気工事の種類としては、ケーブル工事、金属管工事、合成樹脂管工事、金属可とう電線管工事があり、それらの工事方法は様々な場所に施工できるのでよく使われています。

その他でも施工できる場所に制限はありますが目的に応じて様々な低圧の屋内配線工事があり、金属線ぴ工事も配線工事を行う時に用いる工事の1つとなります。

金属線ぴ工事とは、金属製の溝の形をした中に電線を収めて配線する工事方法で、露出配線をしてコンセントやスイッチを取り付ける時に使います。
※金属線ぴは、幅が5cm以下、厚さが0.5mm以上のもののことをいいます。金属ダクトと似ているので間違えないようにしてください。

金属線ぴの種類には、1種金属製線ぴ(メタルモール)と2種金属製線ぴ(レースウェイ)があります。
※メタルモールには蓋が付いていますが、レースウェイには蓋はありません。

金属線ぴ工事で使用してもよい低圧屋内配線の電線は、屋外用ビニル絶縁電線(OW)を除く絶縁電線とされています。

施工時の注意事項として、金属線ぴ内では、原則、電線に接続点を設けてはいけないことになっています。但し、電線を分岐する時、接続点が容易に点検できる時、電気用品安全法の適用を受ける2種金属製線ぴを使う時は金属線ぴ内での電線の接続が許されます。

♦金属線ぴの接地工事について♦

金属線ぴの接地工事を表にまとめると次のようになります。
※使用電圧が300V以下に限って施工できます。

金属線ぴの接地工事の表
工事の名称使用電圧
300V以下300V超
金属線ぴ工事D種接地工事
(条件付きで省略可能)
施工不可

接地工事を行う時は、屋内配線の使用電圧が300V以下の時は金属線ぴにはD種接地工事を行いますが、次のいずれかの条件に該当する場合は接地工事を省略することができます。
※金属線ぴ工事は300Vを超える場合には対応していません。

このように、金属線ぴの材質は金属製なので接地工事が原則必要になります。

金属製のものは電気を流す材質なので漏電などにより電気が流れて人が感電したり火災事故が起きないようにする為に、接地工事を行い地中に埋めた接地極に電気を流す対策を施しましょう。

♦金属線ぴ工事の施設場所について♦

金属線ぴ工事を行ってもよい場所は、展開した場所と点検できる隠ぺい場所で、どちらも乾燥していることが施工できる条件となります。
※使用電圧が300V以下に限って施工できます。

金属線ぴ工事の施設場所の表
工事の名称展開した場所点検できる隠ぺい場所点検できない隠ぺい場所
乾燥湿気と水気乾燥湿気と水気乾燥湿気と水気
金属線ぴ工事××××

※湿気が多く水気があるすべての場所、すべての点検できない隠ぺい場所には施工できません。

♦金属線ぴ工事の施設場所(特殊な場所)について♦

金属線ぴ工事では、すべての特殊な場所では施工できません。

金属線ぴ工事の特殊な施設場所の表
工事の名称爆燃性粉じんがある場所可燃性粉じんがある場所その他の粉じんがある場所可燃性のガス又は引火性物質がある場所危険物を製造し又は貯蔵する場所
金属線ぴ工事×××××

このように、金属線ぴ工事は一般的な場所(使用電圧300V以下で展開した場所と点検できる隠ぺい場所で乾燥している場所)でしか施工することができないと覚えておきましょう。

このページは、電気設備の技術基準の解釈の第161条(金属線ぴ工事)などの内容を第二種電気工事士の筆記試験の勉強が少しでもはかどるようにわかりやすくまとめたものです。
金属線ぴ工事についてさらに詳しく知りたい方は、電気設備の技術基準の解釈に記載されているので目を通してください。

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金属線ぴ工事の問題を解いてみよう

♦問題1♦

次のそれぞれの記述は、金属線ぴ工事での正しい施工方法であるか答えよ。

考え方:金属線ぴ工事では、絶縁電線を金属線ぴの中へ収めなければいけません。
また、電線を接続する時は、原則、金属線ぴの内では接続点を設けてはいけませんが、電線を分岐する時、接続点が容易に点検できる時、電気用品安全法の適用を受ける2種金属製線ぴを使う時は金属線ぴ内での電線の接続が許されます。

答え:
イ.正しい
ロ.正しい
ハ.正しい
二.正しい

♦問題2♦

次のそれぞれの記述は、金属線ぴ工事が行える場所として正しいか答えよ。

考え方:金属線ぴ工事は、乾燥して展開した場所と乾燥して点検口がある隠ぺい場所のみ施工できます。特殊な場所では施工できません。

答え:
イ.正しい
ロ.正しい
ハ.誤り
二.誤り

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