第二種電気工事士の筆記試験対策「金属ダクト工事の接地工事や施工場所」などの説明

第二種電気工事士
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7.金属ダクト工事の概要と接地工事・施工場所

♦金属ダクト工事について♦

一般的な電気工事の種類としては、ケーブル工事、金属管工事、合成樹脂管工事、金属可とう電線管工事があり、それらの工事方法は様々な場所に施工できるのでよく使われています。

その他でも施工できる場所に制限はありますが目的に応じて様々な低圧の屋内配線工事があり、金属ダクト工事も配線工事を行う時に用いる工事の1つとなります。

金属ダクト工事は、金属製のダクトに電線を収めて配線する工事です。
※金属ダクトとは、幅が5cmを超えて厚さが1.2mm以上の鉄板のものや同等以上の強さがある金属製のもののことです。

金属ダクト工事で使用してもよい低圧屋内配線の電線は、屋外用ビニル絶縁電線(OW)を除く絶縁電線とされています。

金属ダクト工事で気をつけるべきことをいくつかまとめましたので覚えましょう。

♦金属ダクトの接地工事について♦

金属ダクトは材質が金属製なので次の表のように接地工事が原則必要になります。

金属ダクトの接地工事の表
工事の名称使用電圧
300V以下300V超
金属ダクト工事D種接地工事C種接地工事
(条件付きでD種へ緩和)

金属製のものは電気を流す材質なので漏電などにより電気が流れて人が感電したり火災事故が起きないようにする為に、接地工事を行い地中に埋めた接地極に電気を流す対策を施しましょう。

接地工事を行う時は、基本的には、低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の時は金属ダクトにはD種接地工事を、300Vを超える時は金属ダクトにはC種接地工事を施すことになっていますが、接触防護措置を施す場合はD種接地工事でも行えます。

♦金属ダクト工事の施設場所について♦

金属ダクト工事を行ってもよい場所は、展開した場所と点検できる隠ぺい場所で、どちらも乾燥していることが施工できる条件となります。
※使用電圧が300V以下でも300Vを超えていても施工できます。

金属ダクト工事の施設場所の表
工事の名称展開した場所点検できる隠ぺい場所点検できない隠ぺい場所
乾燥湿気と水気乾燥湿気と水気乾燥湿気と水気
金属ダクト工事××××

※湿気が多く水気があるすべての場所、すべての点検できない隠ぺい場所には施工できません。

♦金属ダクト工事の施設場所(特殊な場所)について♦

金属ダクト工事では、次のようなすべての特殊な場所では施工できません。

金属ダクト工事の特殊な施設場所の表
工事の名称爆燃性粉じんがある場所可燃性粉じんがある場所その他の粉じんがある場所可燃性のガス又は引火性物質がある場所危険物を製造し又は貯蔵する場所
金属ダクト工事×××××

このように、金属ダクト工事は乾燥している展開した場所と乾燥している点検できる隠ぺい場所でしか施工することができないと覚えておきましょう。

このページは、電気設備の技術基準の解釈の第162条(金属ダクト工事)などの内容を第二種電気工事士の筆記試験の勉強が少しでもはかどるようにわかりやすくまとめたものです。
金属ダクト工事についてさらに詳しく知りたい方は、電気設備の技術基準の解釈に記載されているので目を通してください。

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金属ダクト工事の問題を解いてみよう

♦問題1♦

次のそれぞれの記述は、金属ダクト工事での正しい施工方法であるか答えよ。

考え方:金属ダクト工事では、絶縁電線を金属ダクトの中へ収めなければいけません。
また、金属ダクト内では、原則、電線の接続点を設けないこと、金属ダクトの支持点間の距離は3m以下、金属ダクトの終端部分は閉じることとなっています。

答え:
イ.正しい
ロ.正しい
ハ.正しい
二.誤り

♦問題2♦

次のそれぞれの記述は、金属ダクト工事が行える場所として正しいか答えよ。

考え方:金属ダクト工事は、展開した場所と点検口がある隠ぺいした場所で施工できますが、どちらも乾燥した場所という条件があります。

答え:
イ.正しい
ロ.正しい
ハ.誤り
二.誤り

♦問題3♦

電線の分岐の為の電線の接続点が認められない工事はどれか答えよ。

考え方:電線の分岐の為の電線の接続点が条件付きで認められる工事は、金属ダクト工事、金属線ぴ工事、フロアダクト工事、セルラダクト工事です。

答え: ニ

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