1.筆記試験で使ういろいろな計算方法
第二種電気工事士の筆記試験の計算問題は毎年10問程出題されます。
問題を解く為の計算方法を覚えなければ問題の答えはでませんので、足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、平方根の計算方法を覚えましょう。
四則演算(+、-、×、÷)を使う計算問題は必ず出題されますので、計算ができるように対策をしてください。
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第二種電気工事士の計算問題
第二種電気工事士の筆記試験は全部で50問あり、毎年計算問題がその中から問1から問10までの10問くらい出題されています。
計算問題はどのような科目が出題されるのかというと、
などのような、電気の専門的な科目です。
計算問題の出題率は50問の内の10問ですので、全体の5分の1を占めていることになり結構なボリュームがあります。
筆記試験の合格基準は問題数の60%できれば合格に達しますので、計算問題を解くのをすべて捨てても50問中30問正解すると合格基準に届きます。
しかしながら、計算問題以外の残りの40問に賭ける方法もありますが、5分の1の問題を捨てることは結構リスクが高いですし、筆記試験の試験時間はたっぷりの2時間あるといっても勉強して公式を覚えなければ答えを導くことはできませんので、時間を作って計算式を覚えるように心がけた方がいいと思います。
なお、第二種電気工事士の筆記試験では電卓の持ち込みは禁止になっています。基本的な四則演算を解く方法を紙に書いて覚える必要があることを忘れないようにしてください。
では、電気の計算式はどのような公式が必要になるのかというと、普通に足し算、引き算、掛け算、割り算を行えば答えが出るものもありますが、難しいものになると、小数の計算、分数の計算、平方根の計算を解く知識が必要になってきます。
例えば、直列に接続された抵抗の合成抵抗を求める時は、次の式のように足し合わせれば大丈夫です。
しかし、並列に接続された抵抗の合成抵抗を求める時は、次の式のように分数の計算になってしまいます。
その他では、交流回路のインピーダンスを計算する時は、次の式のように平方根の計算をしなければいけません。
このように、電気の計算問題を解くにはいろいろな四則演算の知識が必要になりますので、計算するコツを覚えて計算がスムーズに行えるようにしてください。
四則演算を覚えよう
四則演算なんて学校に通っていた時以来何年も使っていないので忘れてしまったという人は、下に、もう一度やり直しの算数・数学のホームページの四則演算の項目を載せておきますので参考に使ってください。
足し算 | 勉強をする | 問題を解く |
---|---|---|
引き算 | 勉強をする | 問題を解く |
掛け算 | 勉強をする | 問題を解く |
割り算 | 勉強をする | 問題を解く |
足し算 | 勉強をする | 問題を解く |
---|---|---|
引き算 | 勉強をする | 問題を解く |
掛け算 | 勉強をする | 問題を解く |
割り算 | 勉強をする | 問題を解く |
足し算 | 勉強をする | 問題を解く |
---|---|---|
引き算 | 勉強をする | 問題を解く |
掛け算 | 勉強をする | 問題を解く |
割り算 | 勉強をする | 問題を解く |
足し算 | 勉強をする | 問題を解く |
---|---|---|
引き算 | 勉強をする | 問題を解く |
掛け算 | 勉強をする | 問題を解く |
割り算 | 勉強をする | 問題を解く |
必要に応じて計算方法を勉強して、計算問題を有利に進めてください。
おすすめの計算力をつける参考書
参考書の名前:第1・2種電気工事士のためのやさしい数学
参考書の説明:第二種電気工事士の筆記試験の数学の計算をできるようにする対策本です。試験の計算問題を解く時に使う四則演算・分数・ルートの計算方法がわかりやすく書かれているのでおすすめです。
本のサイズは小さいので持ち運びがしやすいです。