平成26年度(上期)の計算問題の解き方と解答(第二種電気工事士筆記試験の過去問題)

第二種電気工事士

初めて受ける第二種電気工事士

~筆記・技能試験対策~電気が苦手というあなたへ~

第二種電気工事士

9.平成26年度(上期)の筆記試験問題の解答

平成26年の下期に実施された第二種電気工事士の筆記試験問題の解答を載せています。

また、電気理論の計算問題の答えを導き出す途中式の解説をしていますので計算問題の対策時に活用してみてください。

平成26年度の問題は、一般財団法人電気技術者試験センターのホームページからダウンロードすることができます。

このページの目次

平成26年度(上期)の筆記試験の解答

平成26年度(上期)の第二種電気工事士の筆記試験の全問題の解答です。

筆記試験日:平成26年6月1日(日)

平成26年度(上期)の筆記試験の解答
問1問2問3問4問5問6問7問8問9問10
問11問12問13問14問15問16問17問18問19問20
問21問22問23問24問25問26問27問28問29問30
問31問32問33問34問35問36問37問38問39問40
問41問42問43問44問45問46問47問48問49問50
スポンサーリンク

計算問題の解き方と解答

平成26年度(上期)の第二種電気工事士の筆記試験に出題された計算問題の計算方法と解答を載せておきますので、試験勉強の際に活用してみてください。

問1

正弦波交流回路の実効値は次の式で求めます。

(問1答え)実効値の求め方

問2

回路の左下の合成抵抗は、

(問2途中式)回路の左下の合成抵抗の求め方

回路の右下の合成抵抗は、

(問2途中式)回路の右下の合成抵抗の求め方

回路の下段(左下と右下)の合成抵抗は、

(問2途中式)回路の下段(左下と右下)の合成抵抗の求め方

よって回路全体の合成抵抗は、

(問2答え)回路全体の合成抵抗の求め方

問3

インピーダンスをZとして負荷の力率を求めます。

(問3答え)負荷の力率の求め方

問4

導線の抵抗率は次の公式から導きましょう。

(問4答え)導線の抵抗率の求め方

問5

1相のインピーダンスは次の式で求めます。

(問5途中式)1相のインピーダンスの求め方

回路に流れる相電流は次の式で求めます。

(問5途中式)相電流の求め方

よって、全消費電力はこのようになります。

(問5答え)全消費電力の求め方

問6

電圧降下は次の公式により求めます。

(問6答え)電圧降下の求め方

問7

この場合(断面積5.5mm2)の絶縁電線の許容電流は49A、電流減少率は0.70なので、次の計算をして電線1本当たりの許容電流を求めます。

(問7答え)電線1本当たりの許容電流の求め方

問8

電動機の定格電流の合計は、

(問8途中式)電動機の定格電流の求め方

電熱器の定格電流の合計は、

(問8途中式)電熱器の定格電流の求め方

よって、幹線の許容電流は次の式で求めます。

(問8答え)幹線の許容電流の求め方

問9

分岐点から過電流遮断器までの距離が5mなので、許容電流は35%以上必要です。

よって、次の式で電線の許容電流の最小値を計算します。

(問9答え)電線の許容電流の最小値の求め方
スポンサーリンク
inserted by FC2 system