平成22年度の計算問題の解き方と解答(第二種電気工事士筆記試験の過去問題)

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2.平成22年度の筆記試験問題の解答

平成22年に実施された第二種電気工事士の筆記試験問題の解答を載せています。

また、電気理論の計算問題の答えを導き出す途中式の解説をしていますので計算問題の対策時に活用してみてください。

平成22年度の問題は、一般財団法人電気技術者試験センターのホームページからダウンロードすることができます。

このページの目次

平成22年度の筆記試験の解答

平成22年度の第二種電気工事士の筆記試験の全問題の解答です。

筆記試験日:平成22年6月6日(日)

平成22年度の筆記試験の解答
問1問2問3問4問5問6問7問8問9問10
問11問12問13問14問15問16問17問18問19問20
問21問22問23問24問25問26問27問28問29問30
問31問32問33問34問35問36問37問38問39問40
問41問42問43問44問45問46問47問48問49問50
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計算問題の解き方と解答

平成22年度の第二種電気工事士の筆記試験に出題された計算問題の計算方法と解答を載せておきますので、試験勉強時に活用してみてください。

問1

まず上側の抵抗値は、

(問1途中式)上側の抵抗値

下側の合成抵抗値は、

(問1途中式)下側の抵抗値

よって、全体の合成抵抗は、

(問1答え)全体の合成抵抗値

問2

正弦波交流電圧の最大値は、次の公式を使います。

(問2答え)正弦波交流電圧の最大値

問3

導体の抵抗を計算する式を使います。
※単位が[mm]ではなく[m]になっていることに注意してください。

(問3途中式)導体の抵抗の計算
(問3答え)導体の抵抗の求め方

問4

力率の式は次のようになります。
※Iは全体の電流のことです。

(問4答え)力率の求め方

問5

1相のインピーダンスは、

(問5途中式)1相のインピーダンスの求め方

相電流は、

(問5途中式)総電流の求め方

よって、全消費電力は、

(問5答え)全消費電力の求め方

問7

電線に流れる電流は、

(問7途中式)電線に流れる電流の求め方

電線の電気抵抗rは、

(問7途中式)電線の電気抵抗の求め方

よって、電圧降下は次の式のようになります。

(問7答え)電圧降下の求め方

問8

定格電流30Aの配線用遮断器での分岐回路では、電線の直径2.6mm(断面積5.5mm2)で配線して20A以上30A以下のコンセントと接続しなければいけません。

よって、断面積5.5mm2とコンセントの記号に20Aと書いてあるハが正解です。

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