平成21年度の計算問題の解き方と解答(第二種電気工事士筆記試験の過去問題)

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1.平成21年度の筆記試験問題の解答

平成21年に実施された第二種電気工事士の筆記試験問題の解答を載せています。

また、電気理論の計算問題の答えを導き出す途中式の解説をしていますので計算問題の対策時に活用してみてください。

平成21年度の問題は、一般財団法人電気技術者試験センターのホームページからダウンロードすることができます。

このページの目次

平成21年度の筆記試験の解答

平成21年度の第二種電気工事士の筆記試験の全問題の解答です。

筆記試験日:平成21年6月7日(日)

平成21年度の筆記試験の解答
問1問2問3問4問5問6問7問8問9問10
問11問12問13問14問15問16問17問18問19問20
問21問22問23問24問25問26問27問28問29問30
問31問32問33問34問35問36問37問38問39問40
問41問42問43問44問45問46問47問48問49問50
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計算問題の解き方と解答

平成21年度の第二種電気工事士の筆記試験に出題された計算問題の計算方法と解答を載せておきますので、試験勉強時に活用してみてください。

問1

回路全体の電流は、

(問1途中式)回路全体の電流の計算

抵抗30Ωにかかる電圧は、

(問1途中式)30Ωの抵抗にかかる電圧の計算

よって、a-b間の電圧は、

(問1答え)a-b間の電圧の求め方

問2

リアクタンスの公式は、

(問2途中式)リアクタンスの公式

リアクタンスの式を使ってコイルの抵抗を求めます。

(問2途中式)リアクタンスの式を変形
(問2途中式)コイルの抵抗の計算

よって、周波数f=60Hzの時の電流は、

(問2答え)周波数60Hzの時の電流の求め方

問4

導体の抵抗の公式に値を代入して導きましょう。

(問4途中式)導体の抵抗の公式

問6

回路に流れる全体の電流は15Aなので電圧降下は、

(問6途中式)電圧降下の計算

よって、a-a'間の電圧は、

(問6答え)a-a'間の電圧の求め方

問7

回路に流れる電流を計算します。

(問7途中式)回路に流れる電流の計算

よって、bc間の電圧は電流×抵抗で求めます。

(問7答え)bc間の電圧の求め方

問8

直径1.6mm2の絶縁電線の許容電流は27Aです。

管内には5本納めるので電流減少係数0.56をかけます。

よって、一本あたりの許容電流は次の式で求められます。

(問8答え)一本あたりの許容電流の求め方

問9

分岐点から過電流遮断器までの距離が8mを超える場合は、許容電流の55%以上必要になります。

よって、次の式を使います。

(問9答え)許容電流の求め方

問10

電動機の定格電流の合計は、定格電流10Aが10台ですので100Aになります。

また、需要率が80%なので、

(問10途中式)需要率を考慮した許容電流の求め方

電動機の定格電流の合計が50Aを超える場合は1.1倍をします。

よって、許容電流は次の式になります。

(問10答え)許容電流の求め方
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